片付けや整理は、作業をスムーズに進めるために重要です。
だからといって、なかなか始められない、物が手放せないというあなたへ。簡単で気軽に試せる整理のコツをご紹介します。
片付けが得意でない人向け!上手に進める5つのコツ
はじめに、片付けに自信がない方に向けて、お役に立つコツを5つご紹介します。
- ただ片付けるだけではない、そのメリットを見つめ直そう
- 毎日の小さな進歩に注目
- 収納の限界と物の量を決める整理のコツ
- 片付けをテキパキできる人から学ぶ、整理整頓のコツ
- ぶつぶつ言いながらとりあえず始めてみる
これから、それぞれのコツを詳しく解説していきます。
ただ片付けるだけではない、そのメリットを見つめ直そう
片付けを単なるゴールとして捉えるのではなく、その過程で得られるプラスの結果に目を向けてみませんか?
片付けによってもたらされるメリットは、以下の通りです。
- スムーズにタスクに取り組めるようになる
- 物を探す時間の短縮で、自由に使える時間が増える
これらに注目すれば、通常面倒くさいと感じる片付けにも前向きに取り組めるようになるかもしれません。
片付けによってどんなよいことがあるのか、紙に書き出して見えるかたちにしてみると良いでしょう。
その活動がもつ意義を自分なりに明らかにすることで、片付けに取り組み続けられるでしょう。うまくやる鍵は、はっきりとした目標付けにあります^^
毎日の小さな進歩に注目
多忙を極める中でも、時間の使い方を巧みに操り、うまく結果を出す人は確かにいます。
ニュースではしばしば、ある出来事がキッカケで何かも上手くいくようになったという話題を取り上げられますが、そのようなことは実際には稀です。
実際には、日々の小さな努力や行動が、良い方向に生活を変えていくことがあります。
たとえば、1か月に家の中の一か所の片付けを先延ばしにしていたら、年末には12か所の片付けがそのままになってしまいます。その都度処理を決断し、先延ばしにしなければ、そのようなことにはならずに済んだでしょう。
それだけでなく、毎日コツコツと片付けをしていけば、やがて乱雑な部屋をなくす日も来るのです。
これは、日々の1%の小さな改善を継続することで、誰もが少しずつ良い変化を実現できるということです。そしてこの習慣は、小さな進歩を日常に取り入れていく習慣を作ることにもつながります。
収納の限界と物の量を決める整理のコツ
部屋を整える際は、物の「専用の場所」を作ることが重要です。これによって「どこに片付けよう?」と迷うことがなくなります。
さらに、自分のスペースや領域を予め決めておくことで、「もう収納スペースがないから新しい物は増やせない」という判断がしやすくなります。
この方法で、収納に困った状況を作らないようにすることができます。
加えて、現在の収納スペースがどの程度使用されているかを、おおよその割合で知ることも大切です。これにより、どれだけ物を手放せば理想の収納状態になるのか目標設定が可能になります。
片付けをテキパキできる人から学ぶ、整理整頓のコツ
どの分野においても、上手な人の技を学ぶのはとても有益です。
例えば、片付けが上手な知人や、ママ友に「家の片付けってどうしてる?」と聞いてみてください。知らない片付け方や整理整頓の方法を教えてもらえるでしょう。
現在ではさまざまな知識が簡単に手に入るようになっていますから、インターネットを活用して次のようなキーワードで検索してみるのも一案です。
- 「自宅 片付け 方法」
- 「簡単 家の片付け」
検索キーワードを少し変えてみるだけで、思わぬピッタリな情報が見つかるかもしれません。
ぶつぶつ言いながらとりあえず始めてみる
「スムーズに始められない」と感じている人でも、いざというときには行動に移せるものです。
たとえば、たった今、部屋の片付けが面倒で足踏みしているような時でも、「うーん、どうしてこんなに面倒なんだろう」とつぶやきながら、少しずつですが動き始めれば、思いの外、すんなりと作業が進むものです。
思っていることを言いながらでも、ほんの小さな一歩から始めて、徐々にスムーズにできるようになります。
始めやすい軽い活動から取り掛かることでハードルが下がり、いつの間にか次のようなシンプルなタスクをこなせるようになります。
- 手の届く範囲の物を片付ける
- それほど重要ではないものを整理する
- 先延ばしにせずにうまく片付けができる
こうした気軽な取り組みを第一歩にして、徐々に本格的な整理整頓へと進んでいきましょう。
片付けの方法はどうでしたか?―克服するための5つのポイント
今回は、片付けがなかなか上手くいかないという方に向けて、そのコツをお伝えしました。すんなりと片付けに取り組めるようになるためのポイントを、以下の通りご紹介いたしました。
- 片付けをすぐに始めるのではなく、まずは別の目的からスタートしましょう。
- 毎日少しずつでも良いので、進歩を目指してください。
- 収納できるスペースの量と持っているアイテムの量を、始めに決めておきましょう。
- 片付けが得意でないなら、得意な方にお願いしてみてはどうでしょうか。
- たとえ難しくても、実際に動いてみることが大切です。
これらの5つのポイントを実践していただき、片付けが上手くできないことを乗り越えていただければ幸いです。
自分に合った方法を見つけて、気軽に試してみてください。