編み物アイテムは意外と場所を取ったり、必要な数が多かったりするため、整理を難しく思うことがあります。
全てをひとつの場所にまとめてしまうと、使用したい瞬間に探すのが一苦労です。
そこで、直ぐにアイテムを見つけられる収納術、目に見える場所に収納する方法や、手軽に手に入れられるアイテムを利用した整理法、さらに毛糸をスムーズに保管する方法をご紹介します。
編み物用具が溜まってきた方は、このタイミングで、提案された整理法を試してみてはどうでしょうか?
お部屋に溶け込む!編み物グッズの自然な収納術
編み物で使用する様々な道具、その中には棒針、かぎ針、目数を数えるためのクリップ、ほつれないようにするアイテム、特殊な編み方に使う針、針の保護キャップ、毛糸用の針など、細々としたものが数多くあります。
収納を難しく思う編み物用品
棒針やかぎ針などは、形は似ているものの長さが異なり、特に長い棒針は収納時に困りがちです。目数を数えるクリップやキャップなど小さなアイテムは数が多く、収納に工夫が必要です。
これらを一箇所にまとめてしまうと、使用したい時に見つけるのが大変です。
そこで提案するのが、趣味の編み物道具を部屋の装飾としてもおすすめの収納方法です。
立てて収納する棒針やかぎ針
ほつれ防止用品や特殊な針も立てておくと、必要な時に即座に手に取れます。
デザイン性のあるハサミを選ぶことで、視覚的な良さもアップします。ワイヤーバスケットでまとめることで、意外と整然と収納できます。
ただ、クリップやキャップは色彩豊かなものが多いので、見た目が明るくなるようなケースに入れると更に良いでしょう。
手軽に手に入るアイテムで編み物具の整頓術
編み物具は種類豊富で、小さなパーツも多いです。
小物の整頓には手軽に手に入るアイテムが便利
毛糸の針用
小型ケースが保管に最適です。
針用
磁性の活用をご提案します。マグネットテープをケース内に配置し、針を取り付ければ、紛失の心配なく整理可能です。
かぎ針用
容器や粘土ケースを選択肢に。使用目的よりも、サイズや見た目を基準に選ぶことがポイントです。
棒針やかぎ針を整頓したい場合
数本ずつ保管できる特製ケースの作成を推奨します。手軽に手に入る布材料で自作するのも一案です。
手作業が得意でない方は、ジッパー付き袋を活用する方法があります。ジッパー部を取り除き、縦に数カ所縫い合わせれば、サイズ別に整理できる便利な袋が完成します。
ポリ塩化ビニル製であれば、切りっぱなしでも十分な固さがあり、扱いやすいことが特徴です。
編み物用品と毛糸の整理方法
編み物を行う際に必要な道具以外にも、整理が難しいアイテムがあります。
毛糸の整理
趣味で編み物をすると、使用する毛糸の量が増えていきます。未使用や途中で余った毛糸、これから使用予定の毛糸が徐々に溜まっていきます。
多くの方が毛糸をただ詰めた袋に保管していますが、この方法では袋の中身が一目でわからず、すでに持っている色と似た毛糸を再び手にしてしまうことがあります。
そのため、中が見える透明な容器を使うことをお勧めします。これにより、持っているアイテムをすぐに把握できます。
しかし、毛糸はかさばりがちなので、詰めすぎには注意が必要です。過度に詰め込むと、容器の利点を活かせません。
秋冬用、春夏用と大まかに分けるのも一つの方法ですし、ウールやコットンなどの素材によって分けるのも良いでしょう。
透明で低い容器を使い、分けて保管すると、必要な時にすぐに見つけられます。
編み物用具と糸を収納する際のポイント
編み物をする際、用具や糸の整理は道具の日常的に保管する以上の意味を持ちます。
手早く完成する作品もあれば、複雑で手間のかかるものでは数週間かかる場合もあります。特に、隙間時間を利用して趣味をする方は参考にしてみてください。
作業中の用具と糸の整理方法
持ち運びやすい取っ手付きのバスケットを使うと、一箇所にまとめやすくなります。
蓋がついていると、中が見えないため、居間などに置いても見た目が整います。利用可能な時間にちょっと手を動かしたり、他の仕事をこなしたり、待ち時間に作業を再開したりするのに、準備や後片付けが簡単になります。
作業中に使う小物も、必要分だけバスケットに入れておくと、さらに便利です。
手芸初心者向けの整理収納アドバイス
手芸の世界に足を踏み入れようとしている方には、整理がしやすい収納付きのツールセットの選択をお勧めします。
最初にふれたとおり、手芸では意外にも多彩なアクセサリーが必要となることがあります。
棒針編みに興味がある場合、整理収納ケースが付属しているセットがお勧め
一般的な店舗でちょうど良いサイズのケースを探す手間を省ける上、セットで手に入れるとあとで役立つことがしばしばあります。
オンラインショップで探せば、多種多様なセットを見つけることが可能です。店によってセット内容に違いがあるため、比較検討することをお勧めします。
棒針やアクセサリーが一式になったセットもあれば、アクセサリーのみ、棒針のみ、かぎ針のみのセットも選べます。
さらに、ツール選びでは使いやすさを優先することが大切です。
特に長時間にわたって使用する棒針やかぎ針は、手になじむものを選ぶと作業がスムーズに進みます。