「さあ、部屋を片付けよう!」と意気込んでも、なかなか手を付けられなかったり、中々進まなかったりすること、ありますよね。
私自身もそうした経験があります。
皆さんもきっと同じような経験をお持ちではないでしょうか?
実は、片付けを始める前に注意すべきポイントがあるんです。
これらを知っておけば、そういったことにならないようにすることができるんですよ。
特に、片付け初心者がつまずきがちなポイントをまとめてみました。
片付けが計画どおりに進まない時の共通のポイント
片付けをしようと心に決めても、予定通りに進まないことってありますよね。そんな時の経験をみんなで共有しましょう。
他の活動に気をとられてしまう
片付けを始めるつもりが、ふとしたことで他の活動に気を取られてしまうことがありますよね。
気がついたら全く別のことをしていて、片付けが進んでいない…こんなこと、よくありますよね?
- 掃除に夢中になってしまう
- 昔の写真を見て時間を忘れる
- スマホでメールをチェックしたつもりが、気がつけばネットサーフィン
こんな時は、片付けのために「10分間」「20分間」といった短時間を設定することがおすすめです。スマホは、できるだけ別の部屋に置いておきましょう。
どの物を手放すかで悩んでしまう
片付けをしていると、どの物を手放すべきか決めるのが難しいですよね。
「これはどうしようかな」と長時間考えることは、時間がもったいないです。すぐに決められない場合は、その物を一時的に保留にして、「迷い物ボックス」に入れておくという方法もあります。
後で冷静に考える時間を作りましょう。
最初にやろうとしすぎて進まない
片付けは自分自身と向き合いながら物を手放す作業です。慣れないうちは意外と進まないものです。
また、片付けは一度で完了するものではありません。長期的に続けていくことが大切です。
最初から無理をせず、少しずつ、短時間ずつ取り組むようにしましょう。
片付け時の「手放すかどうか」で悩む瞬間
片付けをするとき、何を手放すか決めるのは難しいですね。そんなときの対処法をお話しします。
まずは簡単に決断できるところから始めましょう。
「これから使うかも」と思う未使用の物
使っていないのに「いつか使うかも」と考えがちなのは、物に対するこだわりから来るものです。
本当に自分に必要な物なのか、合っているのかをよく考えてみましょう。
「もったいない」と思う未使用の物
使っていないけれど「もったいない」と感じるのも、物へのこだわりの一つです。
「高かったから」ということに基づいた考えが多いですね。
一度立ち止まって、「本当にこれが必要か?」と自分自身に問い直してみましょう。
持っていても意味がない物は、手放しても大丈夫です。
思い出の品をどうするか
人からもらった手紙やコメント付きの年賀状、写真など、思い出が詰まった品は手放しづらいですね。
そういう品は、デジタル化するのがおすすめです。スキャナーがあれば簡単にできます。
物理的な形を手放すことに抵抗がある場合は、まず一つから試してみるのが良いでしょう。
デジタル化すれば、持ち運びが簡単になり、写真も退色しません。
片付け場所別の特有のポイント
片付ける場所ごとに特有のポイントをまとめてみました。
キッチンの未使用の食器
棚や引き出しに、使われていない食器が残っていることはありませんか?
キッチンの片付けは、未使用の食器に注目して行いましょう。
長い間使われていない食器は、いつ使うのか分からないものです。
もし壊れたとしても、本当に使うのか、新しいものを手に入れるか、自分自身に問いかけてみましょう。
増え続ける本や漫画の整理
本や漫画は年々増え続けます。
名作やコレクション品は特に手放しにくいですよね。
整理するにはどうしたら良いでしょうか?
- 捨てる
- デジタル化する
これらの方法の中から選んでみましょう。
自分の考えに基づいて判断するのが一番です。
「今すぐ読みたい」と思う本や漫画だけを手元に残すことを心がけましょう。
着ない服の整理での迷い
服を手放すのが難しいことはよくありますね。
一般的に、「高かったから」「いつかまた着るかもしれない」という理由があります。
- 全く着ていない服がなかなか捨てられない
- 体型が変わって着られなくなった服を持っている
こんな場合、実際に着てみると良いでしょう。
すぐにでも着たくなるなら保持する。着たいと思わないなら手放すのが良いでしょう。
玄関の整理
玄関は毎日使う出入り口で、重要な場所です。
折りたたみ自転車や掃除用具など、普段使わない物を置くと通るのが大変になります。
私も子供の自転車を置いていましたが、他の場所へ移動させました。
パソコンのデスクトップの整理
パソコンのデスクトップがファイルやフォルダでいっぱいの場合…
- 保存したファイルを探すのが難しい
- 探し出すのに時間がかかる
これは時間がもったいないです。使っていないファイルやフォルダは削除しましょう。
フォルダの名前もわかりやすくすることが重要です。デスクトップを整理することも意味があります。
スピーディーな片付けの基本ルール
あなたの周囲に以下のような物があるなら、早めに片付けることをおすすめします。
もう使わない機器の取扱説明書
機器はなくなってしまったのに、取扱説明書だけが残っている状態ですか?
このような状況は避けましょう。
手に入れてから数年経ち、一度も見ていない取扱説明書は捨てても大丈夫です。
見つけ次第、さっさと片付けましょう!
修理しない壊れた機器や家電
壊れて使えなくなり、修理もしていない家電製品は、もはや不要です。
本当に必要な物なら、すぐに修理に出すはずです。
修理するかどうかの期限を決めて、行動しましょう。
何に使うかわからないケーブルを手放す
どの機器に使うのか思い出せないケーブルがありますか?
使い道が不明なケーブルはすぐに手放すことが賢明です。
また、同じタイプのケーブルが複数ある場合も、必要ないものは手放しましょう。
財布の中の不要なレシートやポイントカードの整理
財布の中身を整理することは非常に大切です。
小さなスペースですが、いくつかの重要な決断が必要になります。
- 本当に必要なカードは何か?
- 不要な紙類を持ち歩いていないか?
財布を整理できないと、部屋全体の整理も難しくなります。
部屋に不要な物を持ち込まないこと
片付けた後に新たな物を持ち込んでしまうと、部屋はなかなか片付きません。
物が増える前に、持ち込まないようにするか、必要ないものは断ることが重要です。
まとめ
以上が片付けの際のポイントです。
片付けがうまくいかない「あるある」にならないようにするためにも、これらのポイントを心に留めておきましょう。